山形県立鶴岡工業高等学校|定時制

　生徒会執行部の生徒が中心となって準備を行い、前期生徒総会を行いました。執行部、評議・文化委員会、生活・保健委員会から、昨年度の反省や今年度の活動内容についての発表がありました。コロナ禍で例年どおりにいかなかった各部活動も、今年度こそ成果をだそうという意気込みとともに、目標や計画を発表しました。各年次から様々な質問や意見が出され、活発な生徒総会になりました。

　新入生が学校に慣れ、様子を知ってもらうことを目的に、「歓迎会・生徒会紹介・部紹介」を行いました。歓迎会では、定時制最後となる新入生が自己紹介を行い、在校生と親睦を深めました。

　生徒会紹介では生徒会行事や委員会について説明を行いました。部紹介では生徒と顧問が普段の活動を紹介し、練習の様子や作品などを紹介して入部を呼びかけました。

　例年より早く桜が咲く中、３名の新入生を迎えて、入学式が挙行されました。新入生たちは保護者や来賓の方々に見守られながら入場し、立派な態度で式に臨みました。校長先生からの式辞、来賓からの祝辞、生徒代表からの歓迎の言葉をいただき、厳粛ななかにも温かみのある雰囲気の中で式が挙行されました。その後、担任団の紹介や写真撮影などを行い、新入生の緊張も徐々にほぐれていったようでした。

「送別球技大会・卒業生を送る夕べ」をヤマテボウル、第五学区コミュニティー防災センターを会場に行いました。ボーリングは生徒と教職員が一緒の班で行い、投げるたびに声を掛け合うなど、和気あいあいとした雰囲気のなかで行われました。生徒のトップは１３５点でした。会場を移動して「卒業生を送る夕べ」を行いました。在校生から卒業生へ向けての感謝の言葉や、先生方からの贈る言葉があり、卒業する生徒からは、これまでの学校生活を振り返った、個性豊かな挨拶がありました。最後は皆でアーチを作って卒業生を送り、和やかな会となりました。

今年度の卒業年次の生徒による、課題研究発表会を行が行われました。４名の生徒が１０分ずつ、プロジェクターや製作作品を用いて発表しました。

　１人目のテーマは「プログラムソフトを活用した画像認識」で、画像処理を通して蚕の成長度などを視覚化した成果を発表しました。２人目のテーマは「ホームページの編集・ＵＩの作成」で、画像解析により、蚕の活動や桑の葉の残り状況を分析して発表しました。３人目のテーマは「電気工事のための配線盤の作成」で、配線図を理解するための電気回路の作成や、配線図の複線化などに取り組んだ様子を発表しました。４人目のテーマは「簡易式儀式用演題の製作」で、設計図の作成、模型の作成、設計変更などの製作過程や、出来上がった作品について発表しました。卒業年次生の課題研究の成果を発表する会で、後輩の生徒も興味をもちながら熱心に聞いていました。