山形県立鶴岡工業高等学校|定時制

「送別球技大会・卒業生を送る夕べ」をヤマテボウル、第五学区コミュニティー防災センターを会場に行いました。ボーリングは生徒と教職員が一緒の班で行い、投げるたびに声を掛け合うなど、和気あいあいとした雰囲気のなかで行われました。生徒のトップは１３５点でした。会場を移動して「卒業生を送る夕べ」を行いました。在校生から卒業生へ向けての感謝の言葉や、先生方からの贈る言葉があり、卒業する生徒からは、これまでの学校生活を振り返った、個性豊かな挨拶がありました。最後は皆でアーチを作って卒業生を送り、和やかな会となりました。

今年度の卒業年次の生徒による、課題研究発表会を行が行われました。４名の生徒が１０分ずつ、プロジェクターや製作作品を用いて発表しました。

　１人目のテーマは「プログラムソフトを活用した画像認識」で、画像処理を通して蚕の成長度などを視覚化した成果を発表しました。２人目のテーマは「ホームページの編集・ＵＩの作成」で、画像解析により、蚕の活動や桑の葉の残り状況を分析して発表しました。３人目のテーマは「電気工事のための配線盤の作成」で、配線図を理解するための電気回路の作成や、配線図の複線化などに取り組んだ様子を発表しました。４人目のテーマは「簡易式儀式用演題の製作」で、設計図の作成、模型の作成、設計変更などの製作過程や、出来上がった作品について発表しました。卒業年次生の課題研究の成果を発表する会で、後輩の生徒も興味をもちながら熱心に聞いていました。

今年度のウィンタースポーツ教室を湯殿山スキー場で行いました。生徒はスキーかスノーボードを選択し、技能に応じて本校職員と湯殿山スキー場のインストラクターの方が指導しました。初心者の生徒は滑り方や止まり方の基本姿勢の指導を最初に受けました。経験のある生徒は、リフトに乗って何度も滑っていました。１年ぶりという生徒も多く、最初は慣れるまでゆっくり滑っていた生徒も、午後にはスムーズに滑り降りる様子が見られました。当日は天候に恵まれ晴れている時間が長く、みな気持ちよく滑ることができました。

進路学習の一環として、昨年度も実施した「学内企業交流会」を今年度も実施しました。「株式会社 ハムシステム庄内」「株式会社ひまわり」「グリーンメタル株式会社」「鶴岡公共職業安定所」の方々に来校していただき、仕事の内容や今年度の求人情報、就職状況などを話していただきました。製造業、介護福祉など、様々な職種の方々のお話を聞くことができ、生徒たちにとって、今後の進路活動に大いに役に立った進路学習となりました。

「千客万笑　～頑張令和～」のスローガンのもと、夜学祭を開催しました。開祭式の後に、職員有志によるバンド生演奏があり「Friday night fantasy」など３曲が披露されました。「バイキング給食」では、鶏飯、サンドイッチ、ステーキ、エビフライ、ケーキなどのメニューをおいしくいただきました。その後、生活・文化委員の催し「ボッチャ」を行いました。的玉に向けて６球ずつ玉を投げるゲームで、良いプレーには歓声もあがり、盛り上がりました。次に、評議・文化委員の催し「え、しりとり」を行いました。絵でしりとりをつなげて、ペアのグループが何を描いたか当てるゲームで、ユーモラスな絵がたくさん描かれ、笑いが絶えませんでした。

　準備期間中は生徒会執行部、各委員会ともに一生懸命に準備を進めました。また当日は会場に、授業で製作した絵や工芸品、県定通作品展に出品した写真などを展示して参加者に見てもらいました。今年も多くの保護者や来賓の方に参加していただき、楽しい一時を過ごすことができました。