山形県立鶴岡工業高等学校|定時制

　荘銀タクト鶴岡の小ホールを会場に、第６６回生活体験発表会が行われました。今年度は鶴岡工業高校定時制が担当校となり、生徒や先生方の協力のもと発表会が開催されました。

　本校からも学校代表として女子生徒１名が出場し、これまでの学校生活を振り返っての作文を発表しました。各校から出展された絵画・書道などの作品展もあり、本校からも写真の部で佳作を頂きました。

　コロナ禍で規模は縮小しての開催でしたが、発表・作品展を通じて他校との交流を深められたと思います。

　今年度の遠足は、眺海の森から酒田方面への遠足となりました。眺海の森では天気にも恵まれ、良い景色を堪能できました。その後、多目的広場でグラウンドゴルフをプレイしました。初めてクラブを握る人も多い中、和気あいあいと楽しむことができました。その後、酒田山居倉庫をめぐり昼食となりました。日和山公園から山王くらぶへ地元ガイドの方から案内をしてもらいながら、散策しました。山王くらぶでは日本三大つるし飾りにも数えられている傘福などを見学しました。ガイドさんのお話で「1本の紐につるす飾りの数は奇数」「一つの傘福で飾りは合計９９９個」などの豆知識や酒田の歴史を教わりました。鑑賞するだけでなく、その文化にどのような背景があるのかにも触れることのできた良い遠足になったと思います。

　近年増加している大雨による被害に対して、今住んでいる地域にどのような危険性があるか、ハザードマップを活用しての防災学習を実施しました。

　今回は国土地理院より公開されている「重ねるハザードマップ」を使い、自分の住んでいるところの洪水情報だけでなく、津波情報や土砂災害についても危険性がないか確認しました。

　最後に鶴岡工業高校が浸水した場合、1.01mの浸水高が予想されることから、校舎内の浸水高にテープを貼って様々な人に意識してもらうようにしました。

　普段の学校生活やアルバイトなどの体験で得たことなどを作文にして発表する、「校内生活体験発表会」が行われました。高校に入学しての体験を振り返った内容や、日々の部活動、全国定通総体などでの体験を綴った作文を各自３～４分程度で発表しました。皆が日々考えていることや、目標にしていることなどが自分の言葉でまとめられ、1人1人の個性があふれる作文でした。最優秀賞1名、優秀賞１名、優良賞2名が選ばれました。学校代表は10月に鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で行われる県大会で発表します。

　８月に「全国高校定通体育大会」が行われ、本校からは、卓球１名、バドミントン1名が山形県代表として出場しました。

　卓球は８月４日（水）から６日（金）までロートアリーナ奈良で行われ、女子１名が２回戦から出場し、京都府の選手と対戦し健闘しました。

　バドミントンは８月１５日（日）から１８日（水）まで小田原アリーナで行われ、男子１名がシングルスで２回戦から出場し、長崎県の選手と対戦し、健闘しました。

　県内の報告会では、自分たちの出場した試合、他県の試合の見学において、全国レベルの技術に触れ、貴重な経験をした旨の話がありました。出場した生徒の皆さん、お疲れさまでした。