山形県立鶴岡工業高等学校|定時制

「千客万笑　～頑張令和～」のスローガンのもと、夜学祭を開催しました。開祭式の後に、職員有志によるバンド生演奏があり「Friday night fantasy」など３曲が披露されました。「バイキング給食」では、鶏飯、サンドイッチ、ステーキ、エビフライ、ケーキなどのメニューをおいしくいただきました。その後、生活・文化委員の催し「ボッチャ」を行いました。的玉に向けて６球ずつ玉を投げるゲームで、良いプレーには歓声もあがり、盛り上がりました。次に、評議・文化委員の催し「え、しりとり」を行いました。絵でしりとりをつなげて、ペアのグループが何を描いたか当てるゲームで、ユーモラスな絵がたくさん描かれ、笑いが絶えませんでした。

　準備期間中は生徒会執行部、各委員会ともに一生懸命に準備を進めました。また当日は会場に、授業で製作した絵や工芸品、県定通作品展に出品した写真などを展示して参加者に見てもらいました。今年も多くの保護者や来賓の方に参加していただき、楽しい一時を過ごすことができました。

「魅力あふれる学校づくり推進事業」の一環として、酒田市の東北公益文科大学に伺い、大学の模擬授業体験を行いました。はじめに、社会学、女子学を専門とされている伊藤眞知子先生の講話を聞きました。「人生のデザインを考える」というテーマで、人生や家族の在り方の価値観が多様化していること、男女の役割や意識の変化、１０年後の自分など、様々な角度から人生の過ごし方を話していただきました。

　次に、社会学、生活学を専門とされている渡辺暁雄先生の講義を受講しました。「表現ツールとしてのサブカルチャー」というテーマで、アニメや映画、ポップス音楽に出てくるセリフや歌詞がもつ社会へのメッセージなどを考えました。生徒も自分が印象に残っているアニメのセリフを発表するなど、興味をもって参加していました。学食で昼食をいただき、午後は大学の校舎を案内していただきました。広くゆとりのある建物のなかで、教授と学生がコミュニケーションをとりやすい空間があり、周囲の景観とも調和した校舎でした。高校とは違う大学の授業に触れる貴重な機会となりました。