学校概要

校長あいさつ

校長 佐藤 平

山形県立鶴岡工業高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

本校は明治28年に創設された鶴岡町立鶴岡染織学校を前身に大正9年に県立鶴岡工業学校として創立され今年で91周年を迎えます。創立当初は染織、電気機械、木材工芸の3科のスタートでしたが、現在は機械、生産、電気電子、情報通信、建築、環境各システムの6科、定時制1科という県内でも屈指の規模で、県内外の産業界に有能な人材を輩出しています。今後「創立100周年に向けた魅力ある鶴工ビジョン」を掲げ、地域はもとより県内外に貢献できる産業人の育成に努めていく学校であり続けたいと思っています。

詳しい概要(教育目標、校章、校歌、沿革等)は別ページにて掲載してますのでご覧いただきたいと思いますが、校長の私信として教育理念を2つだけ紹介させていただきます。

1.保護者・地域・企業にはニーズに合わせたサービスの提供。生徒には教育の提供

社会に貢献する産業人を育成する立場として、保護者や地域の方々、企業の方々には、それぞれの立場からのご意見ご要望をいろいろお聞きして、そのニーズに最大限応えられるように、サービスとしての情報、施策を提供していかなければならないと考えます。一方、生徒にはサービスの提供ということではなく、どこに出しても恥ずかしくない社会人としての人間形成のために、達成感や成功感のみならず、辛抱することや、挫折から逞しく這い上がったりという体験、遠回りさせながら物事の本質を探らせる、或いは、教師の指示を待つだけでなく、主体的に自分の考えや行動を表現・発信できるまさに「生きる力」の育成といった教育を提供する使命があると考えます。

2.教員は「二律背反」の姿勢で

「二律背反」とは辞書的意味として相互に矛盾・対立する2つの命題が、同等の権利を有して主張されることとあります。
教育にはこの二律背反の関係にあるものが数多くあります。たとえば

  1. 全体指導と個別指導
  2. 優しさと厳しさ
  3. 多様性と統一性
  4. 自由と規律

といったものです。

教育には教員として生徒に向かうときには、相反する2つのもののいずれかに偏ってはならないと考えます。

  1. 教壇に立って全体を指導することが上手であると同時に、一人一人の個別の指導も上手でなければならない。
  2. 厳しさのない教育は本来の機能を発揮することはできないが、優しさの欠けた教育は教育とはいえない。
  3. 様々な考えを持った生徒を尊重しながらも、あるときはその考えを1つにまとめていかなくてはならない。
  4. 生徒の自由は認めても、守らせなければならないことは絶対に譲らない。

このように対立し相反することを調和させていくところに、教育そして教員の本質があると考えます。

以上の教育理念を大切にしながら、学校経営を進めていきたいと考えます。

地域に期待される工業高校として、鶴岡工業高校が担う役割は大きい。地域にそして県内外に多くの有能な人材を輩出することを大きな使命として受け止め、地域・保護者・同窓生・産業界から貴重な意見や支援をいただきながら、教職員が一丸となって邁進していく学校でありたいと思っています。どうぞご理解とご支援をお願いし挨拶とします。

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